今のうちに知っておくべき日本の現状
前回の記事で、これからは「個人の時代」になるということを書きましたが、今回は、そんなことが謳われるようになった、私たちの国の、意外と知られていない日本の現状について、書いていきたいと思います。
皆さんは、日本がとんでもない借金大国だという事をご存知でしょうか。
日本は、2015年の時点で1057兆2235億円の借金があると財務省から発表がありました。
国民1人あたり833万円の借金を抱えている計算です。
この借金は、利子だけでも毎年10兆円。さらに毎年40兆円もの新規国債の発行という、新たな借金を増やし続けています。
そんな中、どれくらい国民から税金を集められているかというと、年間たったの54.5兆円。
もちろん借金返済のメドなんてたっていません。
これだけの酷い状況だと、国が借金返済に血眼になり、国民から必死に金を奪おうとするのも自然ですよね。
このような国日に住んでいる以上、国の税金はとても無視できるものではありません。
例えば、自分の給料からどれくらいの税金を払っているのか正確に把握している人はどれだけいるのでしょうか。
普通に働いているサラリーマンでも本当に少ないと思います。
というのも、税金の教育は日本であまりされておらず、自分で勉強するしかないからです。
一般的なサラリーマンの納税は、企業が代行している為、自分の給料の何%がどの税金で取られているという細かい事は気にせず、「これくらい税金とられるんだなあ」としか捉えていない人が多いと思います。
皆さんは、年収1000万円の人が給料からどれほどの税金が収められているかご存知でしょうか。
なんと、約265万です(独身の場合や結婚していたり子供がいる場合によって変動はありますが)。
所得税は、給料(課税所得金額)によって変わりますが、例え年収が195万円以下(所得税率が最小になる年収)であっても、課税所得の28%の税金を払わなければいけません。
皆さんが働いたお金のほぼほぼ25%くらいが、国に収められているのです。
こんな事もあり、社内で出世したとしても、手取りの給料が前の役職と変わらない、もしくは下がるということが起こり得るのです。
景気が良くなったというのはまやかしに過ぎないのではないでしょうか。
借金返済のために大量の紙幣を増刷して、経済の弱り切った日本に、一時的なドーピングをかけているだけだとしか思えない現実です。
それに圧倒的少子高齢化により、年金が足りず、公的基礎年金の50%近くをリスクの高い株取引で運用したり、
日本は借金返済の為に手段を選ばない状況です。
もはや自国の通貨は信用出来なくなっているのです。
このままだと、銀行口座に預けているお金は、勝手にみるみる価値が下がっていく可能性は充分にあります。
このような時代にどう生き残っていくか。
この国で、変わらず一定以上のお金を持ち続ける人のように、専属の税理士を雇って節税するなり、
資産運用をするなり、
自国の通貨を信用出来なくなる国が増えるとみて、全世界共通の仮想通貨の勢いにのるなり、
様々な方法があるとは思いますが、間違いなくこの先、一層自分の身は自分で守るようにしなければいけなくなると思います。
今回も最後まで読んで頂きありがとうございました。
皆さんはこの時代をどう乗り切るべきだと思いますでしょうか。
皆さんの意見を聞かせて貰えると嬉しいです😊
ではまた次の記事で。