休学中に出会った人生を変えてくれた人との出会い
前の記事にも書いていた通り、僕は大学を休学中に大阪にある某スパで週5.6でアルバイトしていました。
そのスパはジムやサウナ、食事処など色々な癒しがあり天国みたいな場所だったのですが、一回の入場料で約2500円とかなり割高な料金設定に、常連さんに向けた非公開の会員制度が存在するなど、なかなか面白い所で、
色々な会社の社長が集まるスパとして、少し有名なところでした。
そんな某スパで、50代くらいで、肌が少し黒く、いつ見てもとても機嫌が良い上に他のお客さんには無い、只者ではないであろう雰囲気を漂わせている若々しいおじさんが、1週間半に1回くらいのペースできていました。
(以後の文章から彼のことはDさんとします。)
「いつか何をしている人なのか聞いてみたいなあ」
そう思いながらも、なかなかそういう話をしようとしない人で、いつもほんとにたわいもない話をしていました。
しかしある日、「この人が急に来なくなって話がきけなくなると絶対後悔するだろう」と思い、思い切って彼に聞いてみました。
「ずっと只者ではない人なんだろうなあと思っていたのですが、一体どういったことされているんですか?」
彼はニコニコしながらこう答えました。
「なんやねんそれ笑、そんなことないで、俺ニートやで!」
そんなわけがない。
平日の昼間から1回2500円程するスパにニートは来れるはずがない。
そう思いながら、
「そんなわけないですよね?笑」
そう聞くと、
「いやほんまやで。」
話を聞くと、Dさんは複数の会社のオーナーで経営者ではないため、いつも暇しているのだと言う。
「なんて羨ましい人生なんや!」
そう思いながら、日が経っていく内に、僕はDさんことを自分の師匠としてみるようになっていました。
そして関係が深くなっていき、Dさんの人柄と生き方に惚れ込んでいた僕はこんなことを彼に言いました。
「将来Dさんのような大人になりたいです!」
そう言うと、
「そうか笑!無理やと思うで!笑
でもこれから人生長いから今のうちにできる範囲で人生のアドバイスしたるわ!」
Dさんはそう言い、その日からDさんと僕のマンツーマンのレッスンが始まりました。
「サラリーマンにはなるな。」
これがDさんの初めの教えでした。
「サラリーマンになってしまうとお前の良さはなくなる。なるとしても学びに行くつもりで初めから辞める前提でなれ。」
Dさん曰く、人は唯一無二の「魅力」というものが一番大事で、誰かの命令に従って生きている人は魅力が奪われてしまう。とのこと。
「自分の意思で自分人生を生きれるようになれ」。
僕自身、こう教えられた時点で、
「変わらないといけない」。
そう思いました。
というのも僕はみんなをまとめたりするのがあまり得意ではなく経験もあまりないため、誰かに従って生きていたことが多かったからです。
僕はこの言葉を受けてから、常に積極的に生きていこうと決断しました。
僕は人はどんな人でも変われると思っています。どんなに内気で面倒くさがりな人でも、どんなに自分に自信がない人でも、変わりたいと思うのなら。
「僕はそういう人じゃないから〜、〜できない」
こういうようなことを言うのは、自分で自分の性格を決めつけて可能性を自ら奪っているとしか思えないのです。
でも変わるためには行動しなければいけません。「変わろう」と努力すれば変われるはずです。(と信じています笑)
当たり前のようですが、自分の人生を自分の意思で生きるのってなかなか難しいですよね。
最後まで読んでいただきありがとうございます😊
今回は僕の人生をかえてくれたDさんとの出会いについて話ましたが、この方には、僕のバイト先で話すだけでなく、色んなところやお食事に連れて行ってもらったり、今でもLINEで連絡を取り合うなどして、本当に沢山の価値があることを教えていただいたので、これからこのブログでちょくちょくDさんから教えて貰ったことを書いていきたいと思います。
今回もながながと申し訳ありません。笑
ではまた次の記事で。