留学の本当の価値とは
一般的に留学というと、大学の交換留学などもありますが、「語学習得」という部分に目的の重きを置いているものが多いと思います。
留学というものは日本にいると経験できない慣れない環境に身を置くものです。
留学の本当の価値とは何なのでしょうか。
今回は、最近人口が減ってきている留学生というものの「価値」について、僕の師匠Dさんの教えをふまえ書いていきたいと思います。
僕は高校生くらいのときからうっすら英語話せるようになりたいなあと思うことが多く、話せるようになるには留学か!ってな感じでとりあえずいつかは留学しようとは思っていました。
前回の記事通り、僕は去年の1年間留学の費用を貯めるために休学していて、そのときはまだ留学は英語習得のひとつの手段としか考えていませんでした。
そんなときに、僕の師匠であるDさんに来年留学するために働いてるという事を告げるとDさんにこんな質問をされました。
「お前はなんで留学がしたいんや?」
そのときは思っていた通り英語を話せるようになりたいからだと告げ、すると次のようなことをいわれました。
Dさん「10年後、語学に今と同じような社会的価値があると思うか?今も翻訳技術がどんどんデジタル化している中、5〜10年後はもっともっと技術に磨きがかかって、母国語が同じ人と話すくらいの感覚で外国人と話せる時代が来るはずや。」
僕「なるほど。ではDさんは、留学にそれほど価値はないと思っているということでしょうか。」
Dさん「そうじゃい!生まれ育った場所と違う国で生きることで色んな経験ができて、それでお前に1つの魅力がうまれるねん。ただ言語習得をただ1つの目的にしない方がいいっていうことや。」
Dさんは続けて僕にアドバイスをくれました。
「留学は自分自身の新たな魅力を作りに行くようなもんや。」
人は個性に磨きがかかると魅力になる。
そして個性を磨くには自分の意思に従って生きるのが大事だという。
彼はいつも、人は魅力が大事だという事を言っていました。
留学は自分で決めた事であり、更に留学先でも慣れない環境で自分を見つめ直し行動することが多くなり、それが魅力に変わっていくのだというのです。
自分の意思に従って生きるというのは、好奇心に従って生きるという事だと思います。
好奇心に従って生きるとその人の個性が磨かれて、まさにその人個人に唯一無二の魅力が生まれると思うのです。
ここモントリオールにも好奇心に従って来ましたし、これからも自分の好奇心を追い続けられるようにしようと思っています。
(僕の師匠Dさんについては以前記事を書いたので下記のリンクから是非)
今回も最後まで読んで頂きありがとうございます😊
ちょっとうまくまとめられなかったのですが、言いたいこと伝わりましたでしょうか。笑
皆さんの考えを知りたいので、何か意見や考えがある人などは、是非、コメントをお願いします。
ありがとうございました。
ではまた次の記事で。